「見ている人に伝わりやすい動画を作りたい」
「自社のサービスをより魅力的に伝えたい」
「オリジナリティのある動画を制作したい」
近年、InstagramのリールやYouTubeショート、TikTokなどさまざまなSNSで「動画」が人気ですよね。魅力あるサービスやメッセージを伝える手段として、時代の流れは「動画」に来ています。
なかでも、アメリカで流行している手法が「ホワイトボードアニメーション」という手描きならではの温かみを伝えられるジャンルです。
今回の記事では、ホワイトボードアニメーションとはなにか、メリットや作り方を詳しく解説します。この記事を読んでいただければ、ホワイトボードアニメーションがどのような場面で活用でき、実際に制作する方法が理解できるようになりますよ。
- ホワイトボードアニメーションの基本
- 活用する4つメリット
- 初心者でも簡単に使えるツールと外部委託先
- マーケティングや広報担当者
- 企業のプロモーション活動で視覚的に効果的なコンテンツを作りたい
- 初心者の動画制作に挑戦したい人
ホワイトボード アニメーションとは何か?
ホワイトボードアニメーションとはどんなものなのでしょうか?
さっそく説明していきます。
ホワイトボード アニメーションの特徴
ホワイトボードアニメーションとは、白い背景に手書きで絵を描くアニメーションです。
本物のホワイトボードを使用することもあれば、白い背景を使うこともあり、次の3つの特徴を持っています。
- シンプルな線画
- 大げさな効果音やBGMがない
- 自由度が高い表現方法を用いられる
わかりやすく伝えられることが「ホワイトボードアニメーションの特徴」といえるでしょう。
他の動画コンテンツとの違い
ホワイトボードアニメーションは、簡単に作る場合ならホワイトボードと専用マーカーだけで作れます。
キャストやロケ地を探したり、特別な機材を用意したりする必要はありません。
他のアニメーション制作や実写撮影と比べて、コストを抑えられるのは依頼人にとって嬉しい特徴です。
ホワイトボード アニメーションの4つのメリット
ホワイトボードアニメーションのメリットは次の4つです。
- 記憶に残りやすい
- コストを抑えられる
- 最後まで見てもらいやすい
- 見る人が温かさや思いやりを感じられる
1つずつ解説していきますね。
記憶に残りやすい
ホワイトボードアニメーションは、複雑な情報もわかりやすく伝えられます。
視聴者は描かれている内容が気になり、興味関心や好奇心を刺激することから、理解が深められやすいといわれているのです。
また、形のない商品(無形商材)やサービスにも導入しやすいことも、ホワイトボードアニメーションの魅力。
人材紹介サービスやスマホアプリ、カウンセリング、ウェディングなどの「体験」サービスが無形商材に当てはまります。
コストを抑えられる
ホワイトボードアニメーションは、他の動画コンテンツよりも低コストで制作できます。
製作費が抑えられれば、制作側だけでなく依頼人・購入者側もメリットが大きいですよね。
動画コンテンツのコストと言えば、実写なら「キャスト出演料・スケジュール調整」「撮影機材」「ロケ地のレンタル料」「スタッフ人件費」などがかかります。
一般的なアニメーション動画も「ディレクション費用」「イラスト製作費」などが発生し、期間もある程度かかるでしょう。
ホワイトボードアニメーションも企画などは行いますし、プロクリエイターに依頼すれば繊細かつ丁寧な手描きで制作してくれるので費用はかかります。
しかし、ほかの動画コンテンツ制作と比較するとコストを抑えられる点はメリットです。
最後まで見てもらいやすい
手描きアニメーションの特徴は、次々と描かれては消えていくこと。
通常のアニメーションとは異なり、描かれる過程が見られるのです。視聴者は「もっと見たい」「次は何が描かれるんだろう」と続きが気になります。
続きが気になる魅力があるため、最後まで見たい気持ちになってもらいやすいのもホワイトボードアニメーションのメリットです。
見る人が温かさや思いやりを感じられる
手描きで行われるホワイトボードアニメーションは、作品自体に優しさや温かさ、思いやりを感じさせる効果が期待できます。
手描きイラストを上手く活用すれば、少し堅いイメージのあるサービスや説明が複雑なものもわかりやすく紹介可能です。
また、自己紹介やお祝いムービー、ウェディングなどで活用するときは、登場人物の人柄を表しやすくなり、人生のストーリーを存分に伝えられます。
ホワイトボード アニメーションの活用事例
さまざまなメリットがある「ホワイトボードアニメーション」ですが、実際にどのような場面で活用できるのでしょうか。
ここでは、ホワイトボードアニメーションの活用事例をご紹介いたします。
事例①ホワイトボードアニメーションの紹介動画
ホワイトボードアニメーションがどのようなものかを説明する際、イメージを伝えるために活用できます。
当社Life Movie(ライフムービー)では、アメリカの人気YouTuberサム・ペッパーの「Draw My Life」に着想を得て誕生した動画手法「お絵かきムービー®︎」を用いています。
当社のアーティストによるお絵描きムービーの説明動画
さわたきしずく作
mura作
同じお絵描きムービー紹介なのに、雰囲気がそれぞれ違って素敵ですよね。
事例②ブライダル・結婚式
人生のなかでも、大きなイベントの1つである結婚式。
ホワイトボードアニメーションを活用すれば、世界に1つだけの心温まる演出が可能です。
たとえば、オープニング映像や新郎新婦のプロフィール紹介、出会いまでの物語、エンドロールなどの映像をホワイトボードアニメーションにできます。
特に「出会いまでのものがたり」は、実写動画で制作すると時間もコストもかかるでしょう。
温かく描き、本人たちも恥ずかしさがなく見られる動画を作るなら「ホワイトボードアニメーション」がおすすめですよ。
事例③企業プロモーション
こちらは、スキルマーケットサービスの「ココナラ」さんのサービス紹介動画です。
「ココナラ」さんのサービスを1分以内のホワイトボードアニメーションでわかりやすく説明しています。このように企業紹介や求人広告などでも活用可能です。
向いていない商品やサービスもある
ホワイトボードアニメーションは万能なコンテンツですが、なかには向いていない商品やサービスもあります。
たとえば、化粧品やダイエットなど「ビフォーアフターがわかりやすい」商品は、実際の商品や人物を映像にした方がわかりやすいでしょう。
また、差別化をしたい場合は内容の工夫が必要となります。
Life Movie(ライフムービー)では、手描きアニメーション「お絵かきムービー®︎」の手法をもとに、思い出の動画や写真も取り入れています。
手描きだけでもオリジナリティのある動画は作れますが、動画や写真も取り入れることで独自性の高いものを作っています。
ホワイトボードアニメーションの作り方
ホワイトボードアニメーションは自作も可能です。
ここでは、自作で作る場合と外部委託する場合の作り方を紹介します。
自作する場合はスマホアプリやソフトが必要
個人もしくは自社で製作する場合の作り方は、次の流れで行われることが多いです。
- 企画立案
- 絵コンテ作成
- 音声と動きのタイミング調整
- 動画撮影/動画編集
- 動画データの書き出し
自分で制作する場合は、Canvaなどの「スマホアプリ」やAdobeなどの「編集ソフト」が必要。
さらにアプリやソフトがある方が「本格的でオリジナリティのあるアニメーション」が作れます。
外部委託する場合は価格とオリジナリティを大切に
外部委託先には、個人事業主やお絵描きムービーの専門サイト、動画制作会社などがあります。
ホワイトボードアニメーションの価格相場は50〜100万円。期間はおよそ1ヶ月〜3ヶ月前後です。丁寧に作り上げているため、基本的には2ヶ月程度の製作期間をかけています。
専門サイトや制作会社に依頼した場合は、ショートムービーで50〜60万円、15分のお絵描きムービーで100万円となります。(自社調べ)
クラウドソーシングで依頼する場合は、安いものなら5000円程度から依頼できますが、求めているクオリティではないリスクを考えて依頼しましょう。
ホワイトボードアニメーションを活用して親しみを感じられる動画を制作しよう!
ホワイトボードアニメーションは、見る人にわかりやすく伝えられる動画。
ご紹介したメリットや活用事例は次の通りです。
- 記憶に残りやすく、最後まで見てもらいやすい
- ほかの動画よりもコストを抑えられる
- 見る人が温かさや思いやりを感じられる
- 自己紹介や企業紹介、お祝い行事などの無形商材に向いている
この記事を参考にしながら、独自性のあるホワイトボードアニメーションを制作してみませんか?
Life Movie(ライフムービー)では、「お絵かきムービー®︎」の手法をもとに、思い出の動画や写真も取り入れた【世界に一つのオリジナル手描きアニメーション】を制作しています。
日本最大級のクリエイターが集まる「一般社団法人 国際じぶんストーリー協会」認定の高水準の試験をクリアしたプロクリエイターが、ご依頼人の魅力を最大限に引き出します。